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リージョンフリーとゲームレビューと彼

Nintendo Switchはリージョンフリー(海外のソフトも日本の本体で遊べる)!
さらにDLソフトも海外のショップへアクセスすることで購入が可能!
という素晴らしい仕様なので、それらについて考えていたら思いがけず思い出した彼の思い出。そんな文章。

スイッチの発売、明日(というか日付回って今日)ですね。私は
「ゼルダにあまり興味が無いのでロンチはちょっと弱いなー。でも本体購入は確定しているし、とりあえずボンバーマン買うか」
「『わくわく7』が好きなので気になるけれど、PS2の移植持ってるしなー。オン対戦とかもなく一人で遊ぶだけだから購入して満足しちゃいそうだし、どうしよ」
「メタスラも気になる…こっちは一人でダラダラ遊んじゃいそう…」
という感じの静かな幕開けなのですが、それでもやはり発売が近づけばワクワクしてくるわけで、この感情は発売前だけの特別な物だねぇ。いいねぇ。
据え置きハードを発売日に買うのはいつ以来だろう…と書こうとして思い返すと、あれ?初めてじゃないか!?初めてっぽいぞ!初めて発売日に据え置き買います!やったー!

とまぁ話がそれがちなわけですが、そんなこんなで最初に触れたリージョンに関する話。

細かい話は抜きにして、スイッチは海外のソフトも日本の本体で遊べる。
さらに海外のeショップに繋いで海外のDLソフトの購入もできる。

海外のDLソフトも購入可能というのは驚きの情報でしたねー。
子供が間違えて海外版を買ったりしたら面倒くさそうだし(任天堂ハードは年齢層の下限が低いので特に)、そこまでやってはくれないかなーと考えていたので。
小規模の妙ちくりんな尖ったゲームが好きなので、絶対にローカライズされないであろう謎ゲーに触れる機会が増えることが個人的にはとっても嬉しい。

そして今は殆どのパッケージソフトがダウンロード版も販売する時代なので、単にリージョンフリーで海外のソフトを日本で遊べるというだけでなく、ショップへのアクセスが可能ということから「輸入」というワンクッションを置かずとも「DL版を購入」で手間をかけずに海外版を遊べることも大きいんじゃないかなーと思う。
パッケージソフトの場合、海外版は言葉の壁だけでなく入手に関する壁もありましたが、それは完全に無くなったと言っても良いんじゃないかと。

で、海外のソフトが容易に入手できるとなると、ゲームレビューの存在が大きくなってくるんじゃないかなーと思うんですよね。
容易に入手できるとは言っても言葉の壁は変わらず存在するので、どうにも手は出しづらい。少なくとも日本のソフトの方が手を伸ばしやすいのは間違いないわけで。

そこで、ゲーム好きな方々が語るレビューが輝いてくるんじゃないかと。

単に内容の面白いつまらないを語るだけでなく、
「このゲームは言葉わからんでも楽しめるよ!」とか
「これは言葉の意味がわからないと厳しいし、スラングも多くて難しいな」みたいな、
外国語の理解度に関する情報も付け加えてくれたりすると、とってもありがたいなーと(少なくとも私は)思うわけで。
基本操作(に関する外国語の説明文)がややこしい場合は操作説明なんかもあったりすると嬉しいわけで。

特に海外を主戦場とするPCゲーマーの方々はローカライズされていないガチの洋ゲーとも戦い慣れていると思うので、スイッチでガンガン海外ショップへ突撃してガンガン感想を書いてくれたら嬉しいなぁと思うのでした。
他力本願すぎてアレだけど、特に本体の発売後は注目度も増しているだろうし需要は大きいと思うのですよ。
というわけで、リージョンフリーに伴って素敵なソフトに沢山で合えると嬉しいし、出会えるきっかけに出会えると嬉しいなぁと願うのでした。


ここまでが、リージョンフリーとゲームレビューについて思ったこと。
ちなみにどうでもいいことですが付け加えておくと、このブログで私が書いているのはレビューではなく感想なので、英語力がゼロだということを抜きにしても自分じゃやれない無縁な話なのでした。


ここからが、そして気づき、思い出したこと。


考えてみると「リージョンフリーで海外のソフトを遊べる!」という喜びは、一方通行ではなく双方向の喜びなんですよ。
恐らく海外のゲーム好きも、「え?マジで!?つまりスイッチ版『どぎめぎインリョクちゃん』が発売されたら、俺たちはローカライズを祈らずとも遊べちゃうってこと!?」と喜んでいるはずなんですよ。

…インリョクちゃんはともかくとして、きっと喜んでいる。とっても喜んでいる。
私たちが面白いゲームを求めて海外のショップに手を伸ばすように、彼らもまた、まだ見ぬ楽しみを求めて日本のeショップを覗くわけで。
さらに私が先に書いた文章と同様に、「日本のソフトを紹介してくれる人がいてくれたら、ありがたいんだけどな」とも願っているのかな?とか思ったりもするわけで。
こういう「あっちはあっちで同じこと考えてるんじゃね」的な想像、何か楽しくて好き。


そしてここで、思い出した。いたよ。いたんだよ。日本のソフトを紹介していた男が。

彼の名は「Jew Wario」。
アメリカでは発売されていない日本の(主にレトロ)ゲームを紹介する動画をyoutubeにアップロードしていた、(たぶん)人気のゲームレビュワー。
愛を感じる落ち着いたゲーム紹介と妙なノリの寸劇が売りの素敵なゲーム紹介動画を、沢山作られていた。
私は彼の動画が、なんというか…面白いという以上に…心地よくて好きだった。

ハッキリ言ってしまうと私は英語は分かりませんが、同じゲーム好きとして「なんとなく言ってることはわかる」のですよ。
ゲームの画面が映り「ぺらぺ~らぺらぺ~ら」と喋られれば、「あぁ、これはこのシステムを褒めているんだろうな」的な。ゲームの話なら我々人類はハートtoハートでアミーゴですからね。
そしてゲームの話と同等あるいはそれ以上に、動画を通して彼の人柄が伝わってくる。いい人なんだろうな、ゲーム好きなんだろうな、ゲーム楽しんでるな、みんなに楽しんで欲しいんだろうな、と感じてしまう。

ニコニコ動画にも有志が翻訳した動画が多数あるので(本人の公認らしいです)、とりあえず訳されている方が見やすいでしょうしそちらを一つ貼りますです。


(FCのドラえもんを紹介)

翻訳されている動画は少ないので、沢山見たければyoutubeの動画をどうぞ。なんとなーくハートで理解できると思うので、語学力とかは気にせず行けますぜ。


(DSの応援団を紹介)


私が彼の動画に出会ったきっかけは思い出せないのですが、どこかにリンクが貼られていたとかでなく、youtubeで何となく動画をクリックしたような記憶がある。自力で偶然出会ったような。
何かしらの動画を見た際の関連動画にたまたまあって気まぐれでクリックしたとか?うーん、今となってはさっぱり思い出せない。まぁいいか。ちなみにPS2のポップンミュージックを紹介した回だったような気がする。

人柄やゲーム愛が伝わってくる紹介や、レビューあるいは動画という物はえてしてエキセントリックになりがちな風潮がある中での落ち着いた語り口、ちょっとした笑いを誘う小芝居と、どこも好きだったのですが…初めて見た際に感心したのは動画の終わり際。
単にレビューをするだけではなく、日本語の難易度や入手価格の相場まで書き連ねていたんですよ。日本のゲームに興味のある(でも裸一貫の自力で突撃するほどのパワーは無い)海外ゲーマーにとっては、ありがたい情報だろうなぁと感じたんですよ。
「You Can Play This(キミにも遊べる)」と銘打っているだけのことはあり、遊んで欲しいよ!遊んでみてね!という想いを感じるというか。間違いなく、好きになった要因の一つでした。

話をリージョン云々の話に戻しますと、スイッチで海外のゲームに触れる機会が増えるであろう今、彼のような紹介を(動画ではなく文字媒体であっても)してくれる人がいたら嬉しいだろうなぁと思うのでした。


ニコ動には零を絶叫しながら遊ぶ様子やワイワイワールドを紹介する動画が。つべには沢山の動画があるけれど、個人的には「海腹川背」の回があったりするのが嬉しい。川背さんがパンツになるのは世界共通の謎。
動画貼りまくるとこのページが重くなるので、そして私のPCには非常に辛いので貼らんけど、とりあえず幾つかリンクを貼っておくので見たくなった方は是非どうぞ。

Learn About Japanese Games on the You Can Play This Webcast(公式サイト)
JewWarioとは (ジューワリオとは) [単語記事] - ニコニコ大百科(彼の紹介などもあり分かりやすい)
JewWario - YouTube(貴方の好きなゲームも紹介されているかも、動画を漁ろう)
人気の「JewWario」動画 21本 - ニコニコ動画(翻訳つきの動画はこちら)










そして彼の動画を初めて見た日から数ヶ月あるいは一年以上は経過したであろう、今からは数年前のある日。何となく彼の新しい動画が無いかなと検索したときに、訃報を知りました。
単なるファンなので繋がりは一切無く、近い存在ではないために心が激しく揺らされることもなく(そんな状況がまた悲しいんだけれども)、「…え?」という、静かな空白と混乱があった気がする。
彼の行為については私が触れることではないので語りませんが、悔しさや悲しさといった激しい感情よりも、寂しさが強かった。

想いを馳せることと楽しく語り笑うことが追悼になると思っているので、そしてそれをするのはしたいと思ったそのときであるべきだと思うので、ローカライズについて考え「ふと」彼のことが頭によぎった今、この文章を書きました。


Jew Warioさん。ご冥福をお祈りします。
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