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「スメラギドレッサーズ」3巻 - 正義の魂がここに在る!

スメラギドレッサーズの3巻が4月8日に発売するので、「この漫画すげー面白いんだよ!熱くて仕方が無いんだよ!」という感想を書きます。
興味を持って貰えれば嬉しいなぁと書いているので、具体的なネタバレはあまり無いように書きました。
3巻収録分を、全力で語ります。

と、その前に以前書いた1~2巻の感想はこちら。

スメラギドレッサーズ - 熱きヒーローがここに居る

そして、この以前の感想について謝らなければいけないことがある。
この感想、テンションを上げてぐわーっと書き上げたんですが、これを読んでスメラギを買ってくれた人には「うーん、確かに終盤は良い感じだけど、2冊読んだ感想はそこまでじゃないかな」と思われた方もいるかもしれない。
いや、そうでなければそれに越したことは無いんだけど、とにかく、まずそれについて書く!

スメラギを読んだ感想って、おそらくこんな感じだと思うんですよね。

1巻前半:お、おう…
1巻後半:ん!?なんかいきなり真面目に熱くなったぞ!?
2巻前半:エメラルドクイーンいいね!バトルにも内容がある!ただ、銀河の人はジョジョ7部の世界の人のパチモンっぽい。
2巻後半:うおおおおおおおおお!!!!!!!111

うん、まぁ大体こんなんかと。1巻終盤以降はプラスに転じ、2巻終盤で限界突破という感じで。
で、一応気をつけたつもりなんですが、私の以前の感想は全編2巻終盤くらいの勢いで書きまくってしまったので、というか2巻終盤以上のテンションで書いてしまった節すらあるので、ハードル上げすぎて「うーん、それほどではない」と思われてしまったかもなぁと反省しておりました。

ただ、私が伝えたいのは反省だけではないのです。
3巻発売に当たってこれに触れたのは、「2巻終盤に光る物を、熱さを感じたのなら、3巻は…今度こそ『全編』激熱ですぜ…1冊丸ごと、2巻終盤を凌ぐパワーがあるぞ!」と言いたいがため。
1~2巻の感想を書いているときに、私は3巻収録分を週チャン読んでいた。だからついそのテンションで、その内容も含めた勢いで、書いてしまったんですよ!
つまり、3巻は誇張抜きにあのテンションです。というか、もっと高い。
なので「2巻ラストは良かったけど、3巻どうしよっかな」という方。迷う必要はありません。買いましょう。



そんな3巻の最も熱い点は、ヒーローとしての「正義」が爆発しまくっている点。
ヒーローには戦う理由があるわけで、それは往々にして人々を「守護る」ための戦いだと思うんですよね。
風紀委員長も、悪の組織ツクヨミに狙われている「世界てらす子さん」を守護るために戦い始めたわけで。
しかし3巻の戦いには、別の理由がある。悪から人々の笑顔を「守護る」だけでなく…さらに一歩踏み込んで…既に泣いている子を…

とにかく、むせ返るほどの熱量で、正義の味方として敵に相対している。戦う理由も、投げかける言葉も、決意を秘めた顔つきも、もはや彼女たちは正義のヒーロー以外の何者でもないと断言できる。

今の漫画ってなかなかどうして変化球趣向というか、王道は過去にやり尽くされていたり、あるいは読者の予想を外すためであったりと、ストーリーにしてもキャラクターにしても斜めに構えた作品がかなり増えたと思うんですよね。
それが悪いと言うつもりは一切ないんですが、その点においてスメラギは、全力で直球を、王道を、そこから生まれるクサささえも自身の熱量でねじ伏せるほどの勢いで描いていた。
3巻は幾度も燃える場面がぶち込まれるんですが
(本当に「幾度も」だ!「先週が最高潮かと思ったら今週が最高潮だった」が、何話続いたことか!これまで巻の「終盤は良いから!」とはオススメのレベルが違うぞ!)
その全てにおいて、「ここまでやるか!」「よくぞやった!」と言いたくなる程に、読者の脳天を真正面からぶん殴ってくるんですよ。
さすがにここまで真正面から切り込んでくるとは予想していないので、その衝撃が、なんと気持ちの良いことか!
あまりに力強いグーを出し続けてくるので、バランス野郎でなくても「さすがに次はチョキを出すだろ…」と怖気づいてしまう熱量の中、さらにグーでぶん殴ってくるヤバさがある。

こんだけ言っちゃうと、これから単行本で読む人はハードル上げて身構えちゃうんじゃないか?と思われるかもしれませんが、そこは心配なし。その覚悟、超えてきますぜ。
というか週刊で読んでいた私だって、毎週ぎゅわんぎゅわんとハードル上がってたんですからね!しかし何一つ予想の範疇になかったよ!
毎週読んでいて気持ちよかったなぁ…ありがとう…ありがとう…。過去形であることだけが、悲しい…。

この徹底的に真正面からぶちかましてくる熱さ。何が凄いって、作者の松本先生の照れの無さが凄い。
恥じらいも無く、照れも無く、目逸らさず、浮かんだ熱さに対して一歩も引くことなく描かれている…と思う。
これは完成度の高い低いではなく、とにかく逃げがないという話なんだけど、溢れる若さが、未熟ゆえの熱量が、尋常じゃない。
私は松本先生には売れっ子になって欲しいし、「むっちゃ売れて好きな物を好きに描けるようになったら、スメラギの続き描いて下さい!」とも願うけど、このパワー溢れる作品は若く未熟な今にしか描けない物なんじゃないかとさえ感じているからね。
マイナス要素も多いけれど、そこまで含めてなんかもうゴリゴリと描かれたわけのわからんパワーに溢れた作品になっていると思うんですよ。
洗練されていたら、磨かれていたら、感じられなかった魅力が込められた作品なのではないかと。



改めて、ヒーローの話。

当たり前の話ですが、変身ヒーローは変身すると強くなる。
そして「その強さがあるからこそ」彼ら彼女らの正義を行動に移せるという側面がある。

何が言いたいかって、作中に大抵はあるヒーローの分岐点。あるいは階段。
強敵が現れ、彼ら彼女らは敗れる。変身は解け、力を失う。
その「無力な素の(しかも眼前には強敵が立ちふさがる)状態でさえ」ヒーローで、正義の味方でいられるか。
正義の魂は、ヒーロースーツに在るのか。それとも自身の中に在るのか。
私たちと同じ一般人になった上での悪への立ち振る舞いが、彼ら彼女らを真のヒーローへと押し上げる…と思う。

…うん、そういう場面、私は大好きです!皆さんの好きな作品にも、きっとそんな場面があるんじゃないかな。
逆境の中、胸を張り立ち上がってこそのヒーローよ!力を失おうとも、その正義の魂そのものが力なんですよ!

そしてスメラギは…スメラギの3巻は…その点において、完全なる正義の魂を宿したヒーローになっていた…と思う。
もうね、ぶっちぎれてるんですよ。作者のテンションが、キャラクターの一言一句が、迷いの無い行動が、揺るぎの無い決意が。
クソッタレな悪は叩き潰す。救いを求める人は守護る。その信念に、ブレがなさすぎる。
もはや力を失った「程度」で屈する存在では、なくなっている。正義としての覚悟は、既に完了している。

スメラギドレッサーズのお色気要素として「ドレスブレイク=致命傷を負うと脱げて下着姿に」という物があるんですが、この漫画はもはや脱いでからが本番。
ドレッサーたるもの脱げてなお強く在るべし!というテンションで、脱げることへの恐れがない。なんなら「この正義を貫くためならば、衣服如きくれてやるわ!」というテンション。
1巻前半の脱衣時の感想が「なんだこれ…脱げているのにエロくない…全くエロくない…」ならば、3巻の脱衣時の感想は「なんだこれ…脱げているのにエロくない…全くエロくない…」ですからね!

ホント、面白いんだよ…熱いんだよ…名作だよ…褒めすぎ?ハードル上げすぎ?だとしたらゴメンね!正直自覚してるよ!そうだろうよ!万人がそう感じる名作だったら今も続いとるわ!
しかし毎週燃えて、その結果燃え尽きて、火種を失い燻る想いのやり場が無いんですよ!このブログ、もう単なる叫ぶ場所ですね!ほんとゴメンね!やめないけど!



はい、これで魂が熱いという話、大体終わり!
てことで次は「展開が見事!」という話だ!しかしこれはネタバレになるので言えないゾ☆

おしまい



…では味気ないのでネタバレしないように書くけど、こんだけ熱い熱いと感情的に言っておきながら、スメラギの筋書きはかなり丁寧に計算して作られていると思う。

最も分かりやすいのはバトルの内容なんですが、超ド級の頭脳バトル…ってもんじゃないけど明確に戦略のあるバトルは楽しい。
その上で、それら全ては燃える場面のために、という流れなんですよ。戦いに全力を尽くすんだから、頭だって全力で使う。必死に紡いで、全力で繋げて、そしてついに、想いの丈を爆発させるシーンを決めるというか。
まぁここら辺は2巻ラストのエメラルドクイーンと風紀委員長が完璧にやってのけたことなので、読んだ人になら伝わるかな。
3巻の物は当然あれとはまた違う物だけど、バトルもしっかりやってます。
というかこれに関しては4巻が…やはりエメラルドクイーンの有能さは異常…全員が全力を尽くすという喜び…うおおおおお…語りたい…!

そして3巻はバトルよりもやはり…うおおおお…やっぱり言えねええええ!!!
このネットで何でも言われてしまうご時勢に、マジで全読者をハメやがった件については、言えんし言わん!
この先は君自身の目で確かめてくれ!(Vジャンプの攻略本リスペクト)
以上!



こっからはキャラクターの話だ!敵についてはネタバレになるので触れないけど、エメラルドクイーンがヤバイくらいに格好良いということは引き続き言い続けるぞ!
いやね、ホントね、何度でも言うけど、啖呵がヤバイんですよ。キレがありすぎて気持ち良すぎてどうにかなりそうというか、どうにかなってしまった末路がこの文章というか。
先にも書いたけど、1~2巻の感想を書いたときに私は3巻収録部分を読んでいたわけで、正直なところ「それ」が出過ぎた。3巻収録部分の最高すぎる啖呵の影響が。
以前の文章を書いたときが、まさしくあのあたりだったんですよ!ホントすんません!3巻です!脳が焼ける熱い舌戦、3巻でやってますから!マジでやってますから!

エメラルドクイーンの啖呵の素晴らしい点は、何と言っても悪に対して全力で中指を突き立ててくれるところ。
いやまぁ実際に立てるわけじゃないけど、そういうノリで悪をガンガン煽ってくれる。素晴らしく良い子ちゃんではない胸のすく言い回しで、言ってる内容は超良い子ちゃんという正義っぷり。
正義のヒーローはどうしても正義感溢れる真面目タイプが多いので(風紀委員長もそのタイプ)「悪を正す真っ当な正論」は言ってくれても「メリケンサック片手にぶち殺すノリで」は言ってくれないことが多いんですよね。
エメラルドクイーンはそこら辺に関しては完全にヤンキー入ってるので(一応言っておくけど、泉ツカサさんは不良などではなくしっかりした良い子です)、その勢いで悪を蹴散らす姿は見ていて気持ちが良すぎる。
このわけのわからん例え話、舌戦のみの話ですからね。会話だけでこんだけぶっこめるキャラクターって、凄いよホント。
3巻では素晴らしく素晴らしい最高の啖呵を切ってくれるので、そのためだけにも読んで下さいと土下座してお願いしたい!お願いします!どうかお願いします!

で、こんだけキレッキレなテンションでありながら、戦闘の立ち回りに関しては相も変わらず超クールという。いやもう反則だよこの人。まぁそれについては4巻が…おおっとあぶねえ!言えねえ!言いたい!
まぁとにかく「啖呵のキレが熱すぎてヤバい」「戦闘の立ち回りが冷静すぎてヤバい」「それでいて『あいつ一人でいいんじゃないかな』にはならない味方への信頼がヤバい」という、ぶっちぎりかつ相反する魅力を兼ね備えた点が、すんばらしく格好良い。
エメラルドクイーンはこれらについてはブレることなく最初から最後までそんな魅力を120%発揮していたので、謎の一人歩きと覚醒をしたキャラではなく、明確に愛をこめて産み出された「こういう魅力的なキャラクター」なんだと思う。
いやー、キレッキレに熱くキレッキレに冷静でむっちゃくちゃ強いんだが、チートではなくむしろ味方に背中を預ける、やってくれると信じて預けきる、このバランス感覚、マジで凄いよ。ほんと、4巻がまた…うん…!

風紀委員長とエメラルドクイーンは、互いに持ち合わせていない魅力を備えあっていて、見事に作品の中で輝いていたなぁ…。
いかにもな凸と凹やボケとツッコミというコンビではないんだけど、二人の性質の違う、それでいて共に沸点を超える熱さは、どちらも最高だった…。

というわけで、今度は風紀委員長の話だ!
3巻は敵がうおおおおおおおお!!!!!でエメラルドクイーンがうおおおおおおおおおおお!!!!!!!なんだけど、最終的には風紀委員長おおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!だからね!
もはや何を言っているんだかわからん!でもこれまでの文章も大体何を言っているんだかわからんので問題なし!良かった良かった!良くない!

この漫画の主役は、やっぱり風紀委員長なんですよ。もうね、完全に戦士の顔つきですから。あまりに漢すぎる。
こんだけエメラルドクイーンがぶっちぎっていても、微塵も食われてない。王道の、ド直球の、正義の味方がここにいる。
エメラルドクイーンは痛快!爽快!というタイプの格好良さなんですが、風紀委員長は熱い!とにかく熱い!内に秘めた魂が燃えすぎて覚悟が決まりすぎな、読者の心が奮い立つ熱さですからね!
上のほうで「あまりにも真正面からぶん殴ってくる」「さすがにそこまでの真正面は予想してない」みたいなことを書いたけど、それらについては全て風紀委員長が漢すぎたのが悪い。いや、良い。

さらに言うと、私たち読者と正義のヒーローたる風紀委員長では、根本的に視点が違った。3巻の熱すぎる場面で、思い知らされた。
強敵とのバトルとなれば、読者は「どう倒すか」に胸をときめかせて読むんですよ。バトル漫画、燃えるもんね。楽しいもの。
ただ、ヒーローは違う。ぶっ倒すだけじゃ…ダメなんだ。相手をねじ伏せる力よりも、大切な物がある。戦いの目的は…そしてそのために、時には決死の覚悟で守護らなければならない物だってある。
あまりにも漢すぎて、ヒーローすぎて、私の安い展開予想は外れたんだ。命を懸けての行動が、魂を伝えるんだよ…。
そしてその覚悟は、この戦いの中で成長し生まれた物ではなかった。この決意は、覚悟は、戦いのゴングが鳴った時点で既に完了していたというヤバさ。
いや、ほんと、アレはヤバい。凄すぎた。風紀委員長の漢すぎる振る舞いに頭をぶん殴られたかと思ったら、その数ページ後にはもはやそういう次元ですらなくなっていた。ポルナレフじみてきた。

とにかく、3巻の風紀委員長は正義のヒーローとして覚醒している。それはバトルの強さではなく、心が、魂が、正義のヒーローとして輝いているんだ。魅力的にも程がある。
というわけで、むっちゃカッコイイです!みんなも読もう!



あと触れておきたいのは…やっぱり画力についてかな。今回は良い意味で触れるからね。ちゃんと良い意味で。

スメラギドレッサーズは1巻が「サザエさんかな?」という頭身で2巻は「キャプテン翼かな?」という頭身なんですが、3巻にしてついにバランスが良い感じになってくる。やったぜ!
3巻中盤あたりからはブレがなくなってくるぞ。ここから4巻ラストまでキャラクターの姿はかなり安定してるから、「あれ、なんかまともに格好良いぞ!?」となってくること受けあいだ!
4巻になると、もうそういうことは一切気にせず読めると思いますです。成長速度が凄いぞ!3巻読み終えたら1巻をちらりと見てみよう。マジで成長してるから…嬉しくなるから…。
「週刊連載なら絵柄変わったり成長しまくることもよくあるだろ」とか思われるかもしれんけど、新人がこの短期間でここまで成長しまくる姿を見たら、そら嬉しい以外の感情なんて沸かんだろうよ。
さらに言えば松本先生は大きい机を手に入れたので、ここからこれまで以上の速度でグングン伸びるはずだったんだ…悔しい…いや、その大きい机から、今後さらなる名作を生み出してくれるはずだ…はずなんだ…。

…大きい机ではなく画力について。
これは以前から言っていることだけど、スメラギは「決めるシーン」に関しては絵がメチャクチャ格好良い。断言しとくけど、打率10割のまま最後まで突っ走り切った。
引きの大ゴマや1ページ、あるいは見開きなんかの「ドン!」と決めるシーンには、燃えなかったことが無かった。センスが異常。
見開きの魅力ってのはイラストレーターのような純粋に画力が高い人が強いところだと思うんだけど、松本先生は全く持ってそういうタイプではないのが不思議なところ。
成長したと言っても画力が高いとは全く持って言えないし
(格好良いんですよ!褒めちぎりたいんですよ!松本先生の絵、大好きですよ!でもやはり、そこまで絶賛するのは違うかなと)
絵単体で勝負できる漫画家じゃないと思うんだけど、ハッタリ力が凄まじいんですよ。
ストーリーの盛り上がりが、最高潮が、「そこ」に来るようキッチリ狙い済まして「決めるシーン」をぶち込んでくる。だから燃える。
筋書きで着火して、絵で爆発させる。作家でもなければイラストレーターでもなく、漫画家だなぁと思う。

で、決めるシーンが格好良いとは以前から言ってきましたが、スメラギは「構図が引きの絵」にもむっちゃくちゃパワーがある。
これは前述の決めるシーンと被るんだけど、いきなり背景を全面に押し出した強烈な引きの絵をぶっこんでくることが多々ある。
キャラクターがバーン!と決めるシーンだけでなく、これの扱いも上手い。グワッ!とやってくれる。
おそらく松本先生の一番の長所はストーリーやセリフといった点なんだけど、決めるシーンや引きの構図の挟み方の上手さといい、全体的に構成力が売りの人なんだと思う。
新人でこういうタイプって、かなり珍しいんじゃないかな。

それと、背景で決めるシーンは「ここはこれで魅せる!」と挑戦的にグイグイ描いてくれるんだけど、背景に限らずバトルもそうだったのかな?と思ったりもする。
スメラギのバトルは「展開は熱い!」「しかし動きが何をやっているんだかわからん!」ということが多かったんだけど、それって「描けない構図でも、恐れずガンガン描いた結果」だったのかなと。
週刊連載でその挑戦していくスタイル、間違いなく連載すればするほど成長したと思うんだよ…今が経験値数倍のボーナスタイムだったはずなんだよ…惜しい…悔しい…もったいない…。

そして話や全体の流れ構成する力は高いと思うんだけど、コマ割やフキダシを構成する力はかなり弱いのがまたアンアバランス。長所短所が共に突き刺してくる歪さが、むしろ楽しい。
ただコマ割やフキダシ内のセリフ量に関しては、地味にしっかりと改善していたと思うんですよね。、かなり自然に読みやすくなってきていた(成長過程ではあるけど)。
うーん、やっぱり惜しい…週チャンの新人だと週刊連載についていけなくなる人もいるんだけど(アシスタントが少ないとか、わりとよく聞く)、松本先生は初の週刊連載という地獄の中で漫画家としてのスキルを伸ばしまくっていたと思うんだよ。
説明ゴマでコピペを多用しながらも、石に噛り付いて必死に週刊ペースについてきて、その中で経験を血肉と化していたと思うんだよ…目に見えて覚醒しまくっていたもの…もったいない…悲しい…。

つーことで、なんかしんみりしちゃったけど、1巻や2巻で「正直あれやこれやはショボいと思う」と思われたであろう多数の箇所、頑張ってます。成長してます。読んでいて、嬉しくなるよ。



あと最後に、締めに言うことじゃないけど、しかし締めだからこそ言うけど、この文章はスメラギを好きで仕方が無い人間が書きたい放題に書いた文章なので、これを読んで買ってくれた人がいたとしても、この文章ほどは楽しいとは感じないかもしれない。
でもね、こう感じた読者が、間違いなくいるんですよ。ここに一人、いるんです。だからこの感想は、万人が同意する物ではないかもしれないけど、ウソでは無いんだ。全力で、私が感じたことを書いただけなんだ。
というわけで、やりすぎたおかげで「こんな感じに面白いのでオススメ」とも言いづらいんですが、でもやはり「こんな感じに面白いのでオススメ」と言いたい。
「壊れた蛇口みたいなテンションの奴がいるから、怖いもの見たさで見てやるか」的なノリでもいいので、是非どうぞ。というかそのくらいの方がいいな、期待しすぎないで。
とにかく面白いよ!熱いよ!あと3巻は、まず2巻ラストのバトルの続きから始まるので、是非とも2巻を読み返してから読もう!せっかく読むんだから、より盛り上がるテンションで読んだほうが楽しいぞ!

おしまい


   


ちなみに、こんだけ熱い3巻だけど、一つだけ不満がある。いや、まだ3巻読んでないからわからんけど。
スメラギは1冊9話のペースなので3巻は19~27話が収録予定なんですが、28話がクソ熱い!
いやまず3巻では27話が文句なしのベスト回なので「よくぞこれを3巻収録分に収めた!」って感じなんですが、28話はキレッキレな上に最終ページの引きの力が尋常じゃないんですよ!
あれが単行本のラストだったら、あまりの熱さに鼻血出してぶっ倒れるか失禁してぶっ倒れてたと思う。どちらにせよ、何かしらの体液を垂れ流してぶっ倒れはする。
ただ3巻を28話まで収録して、4巻の足りない1話分を描き下ろすという奇跡を現実の物とするためには、今からドラゴンボールを集めるくらいしか手が残されていない。
でもドラゴンボールを集めたら神龍には「スメラギ打ち切られん世界にしてくれ」と願うので、やはり28話は4巻になるだろう…。

てえことで、気が早い話だけど3巻を楽しく読んだ方は4巻も買おうね!最初からクライマックスすぎるからね!最後までクライマックスだけどね!
2ヶ月連続刊行なので、5月に読めるぞ!やったぜ!9話読んだのに4週しか待たなくて良いとか羨ましいな!私は4週どころか今後30年は待ち続ける覚悟を決めたけどな!男坂が復活したんだから、諦める前にそのくらいは待つべきだろうよ!


追記:4巻の感想を書きました。
「スメラギドレッサーズ」4巻 - 託された背中の先に
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コメント

3巻発売!
スメラギドレッサーズへの熱い想い
今回も楽しく拝読させていただきました

とにかく熱いスメラギ

正直
「私の着替え・・・」からのライメイ100%!
打ち切りブースト
最後のキラメキかと思いましたが
2巻3巻と同等若しくはそれ以上のカタルシスが次々と

#23での
エメラルドクイーン

「黙れ」

からの啖呵は何度読んでも鳥肌立ちます

仰るとおり
毎度毎度先週号より今週号が熱い

嬉しい半面
たざきみたいに
「なんなんだ こいつ!!」と驚愕したり

それが最終回まで続くんですから
ドーピングを疑うレベルですよ

こんなスゴイ漫画がなぜ巻末?なぜ打ち切り?

今でも納得出来ない

思えば露骨に扱い悪かったもんなぁ・・・アオリとか超手抜きだし

取り敢えず
これからも応援して続編を待ちたいと思います

FULL本屋は
まだまだ
スメラギドレッサーズを応援しています
Re: 3巻発売!
3巻まで来ると確定的になるんですが、盛り上がり方が一瞬の輝きでは済まされないんですよね。
もう口が裂けてもマグレとは言えない、どこまで続くんだこの熱狂は…という領域へと入ってくるというか。

23話からは、毎週ラストの引きのパワーが狂ってましたねー。
あの啖呵が最高潮ではなくゴングだったという恐ろしさ。24話も、25話も、26話も、気温の上昇が止まらない。
しかもここまで圧倒的な勢いで突っ走りながら、なおかつ27話のアレという。ホント、狂ってますわ…。

上がり続ける期待と、それを遥かに上回る熱さ。次週を楽しみに待つライブ感が最高でした。
いつであろうとも「最高の回は最新話」と断言できる熱量があった。
とにかく無念で仕方が無いんですが、一番悔しいのは松本先生だと思うので、
今はまず「素晴らしい作品をありがとうございました」と伝えたいです。4巻も楽しみですね。

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