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2021年05月の記事 (1/1)

『どぎめぎインリョクちゃん』8周年おめでとう!

めでたいので描きました。

s-210529インリョクちゃん8周年
構図すら未定の完全に白紙の状態から一日で描いたので今描いているエロ同人の作業への影響は薄いはずというかインリョクちゃんアニバーサリー絵を描かないと精神に支障をきたしてのちの作業がメチャクチャ遅れてしまうので描いた方が結果的に他の作業も早く進むはずなので許して下さい(早口釈明タイムおわり)

「ドラクエ、スプラトゥーン、インリョクちゃん」の3タイトルが5月27~29日の3日連続で発売日だと言い続けることで、
ドラクエやスプラトゥーンの発売日を祝っている人を見ると連動してインリョクちゃんの発売日も思い出す呪いにかかれ…!
という便乗にもほどがある周知のさせ方を思いついた結果、誰もそんな呪いにはかからなかったけれど
私がインリョクちゃんの発売日を祝おうとするとドラクエとスプラトゥーンの発売日を思い出す呪いにかかってしまい、もう数年が経ちました。
ドラゴンクエストさん、スプラトゥーンさん、発売日おめでとうございます。いい加減、誰か呪いにかかってくれ。
この「人を呪わば穴二つ」すぎる小話は毎年していきたい。

◆◆◆

ここから色々とお絵描きについて書いたのですが、話が脇道に逸れてネガティブな物になりまくったので、それらは全て削除しました。

話を戻して、以下インリョクちゃんの絵についての雑談など。
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笑顔に集約されている

キバ子が大人になっていく。心にこびり付いた泥が、落とされていく。
いや落とされてという表現は失礼か。キバ子自身の行動により、落ちているのだから。
本人にその意識は無くとも、むしろ無いからこそ良い、とても良い。これが成長だよ。

加えて沼の底にいるサチの手を取り、引き上げてまでいる。
私はキバ子よりもむしろサチを心配していて、さらに言えば
「キバ子とノーガードで悪口言い合うくらいの関係になってくれんか…」と願っていたので、理想すぎる…あまりにも、理想だよ…。

しばらくキバ子関連で感想を書いていて、その願いが結ばれた…!という感じなので
何を語ってもこれまでの復唱になってしまう気がするし、
何より今回は「次の展開がどうなるか」という『起承転』ではなく「解答あるいは決着」という『結』寄りの回で
原作を読めばそこに全てがあると思うので、どうこう語るよりも感謝しながら読むだけで十分すぎるほどに満たされる…という感じです。

◆◆◆

これまでに無かった場面をあえて言うならば、うっちーとの絡みにおける浄化のされ方なんかは
キバ子自身がこれまで己の心に作っていた枷を解いた感じが凄まじいと感じるわけですが、
今回一番のポイントは、ラストの真子さんの笑顔だと思います。あの笑顔に、今のキバ子の全てが集約されているとさえ思う。

真子さんが、キバ子に対して、純粋に、喜びを抑えきれない笑顔を向けたんですよ。

二木さん及びサチ関連で真子さんが一切出張ってきていなかったことが、素晴らしく活きている。
保護者な真子さん、あるいは他のクラスメイトとは常にカーストや自身との位置関係を意識してしまうという呪縛から踏み出し、
二木さんに対してもサチに対しても、キバ子は自身の行動で対等な関係を作り上げた。
二木さんと対等であることの心地よさに関しては過去の感想で語りましたが、それらの到達を真子さんで表すの、凄い。本当に凄い。

◆◆◆

これで今後キバ子は二木さんあるいはサチと絡みが増えるのかもしれませんが、
個人的にはむしろこれで他のクラスメイトとも交流が増えるんじゃないかと思って、いや、願っています。
今のキバ子は解き放たれたので、今回のラストが象徴しているように、他人の顔色を伺うことなくフラットに会話できるはず。だからこそ。
三家さんとも会話が弾むかもしれないし、顔色を伺う必要が無くなったことで、ついに飯にツッコミを入れる時が来るのかもしれない。

個人的に一番見たいのは、加藤さんと改めて絡むシーンだったりします。
「最近の南さん、なんだかとても、肩の力の抜けた自然な雰囲気になった」
加藤さんがそんな風に感じ取ってくれたら、とても嬉しい。
今のキバ子にはそんな魅力があると思うし、加藤さんはそれを感じ取れるとも思う。

加藤さんは内心キレていた場面もありましたが、それでも呑み込んで最後まで修復しようとしていましたしね。
あのときあれだけキバ子がすり寄ろうとした加藤さんが、
カーストへの意識も無くなりフラットになったキバ子に惹かれるというのは、構図として面白いとも思う。

私は割とひねくれているというか、基本的に自分の心の中で原作と地続きに広がる
原作に無いシーンや原作の先のシーンを妄想してしまうタイプなので、
ここで二木さんやサチではなく、一連の流れに一切出てきていない加藤さんを持ってきてしまうのです、はい…。
こうやって広がった妄想が収集付かなくなって同人誌作って落ち着けているんでしょうね、ワタモテに関しては…。

そんなわけで、「よかった!」だけで済むかと思ったら意外と書いてしまいましたが
(でも私は語り始めると本当に酷いことになるので、これは相当短くまとめたよ…)、
とにもかくにも、真子さんの笑顔が全てだと思ったのでした。

◆◆◆

二木さんとの交流が生まれたときあたりから言っていますが、キバ子に関してはもう心配していないので
(心配は完全にサチに移行していて、そのサチも今回キバ子に手を引っ張られ一歩踏み出した)、
今後どうなるかはあーだこーだ救われてくれだと願うよりも、ただ原作を楽しみに待つという感じかなぁ。
いや、加藤さんとの絡みとか妄想しといて言えたことじゃないけど。

文化祭で自然とキバ子も動いて絡むのか、とりあえず決着ということでキバ子は一旦フレームから外れて
もこっち達がクローズアップされるのか、どちらでも楽しみよという感じで。


文化祭に関して私の願いを言うとすれば、ゆうちゃんは友人(沙羽さん?)を連れて来るのか、
そして友人たちに出番があるとするならば、彼女たちはゆうちゃんの受験を応援してくれているのか…という点が全てというくらいに強いです…。