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2021年02月の記事 (1/1)

キバ子回

とてもいい…。
感想は我慢しているのに、思わず「いい…」と書きたくなってしまうくらい、いい…。

◆◆◆

ギャグから始まった回だけど、キバ子が一歩踏み出した。
二木さんはクラスの中でも孤高なおかげでグループ云々を考える必要もなく
(キバ子はゆりもこを嫌い加藤岡田と気まずいため、まこっちは例外として基本的にそこと関わりのない人といたいはず)
キバ子も変に媚びを売るでもなければ逆に虚勢を張るでもなく、とても素に近いやりとりをしているところが良い。

三家さんとのやりとりはギャグとして面白いが完全に猫をかぶっているのに対して
(三家さんは一緒につるんでいることがキバ子にとってステータスになるリア充側なので気を遣う)、
二木さんにそういうのは無いので、例えば昼食の変な食べ物一つとっても「なにそれ」と雑に話せる。
サチノリマキに対しても常に虚勢を張っているので、ここまで穏やかなキバ子は本当に珍しい。

繰り返しになるが、二木さんと話しているときのキバ子は肩の力が抜けている。とても良い。
単純に悪態をつくつかないの話ではなく、悪態をついていてもとてもリラックスしている。
個人的にはキバ子には完全に良い子になるのではなく悪い子のままでいて欲しいけど、
そんなちょっぴり悪い子な上で、今のような針のむしろ一歩手前のような息の詰まった学生生活ではなく
いい意味で雑な会話のできる場所が、心の休まる場所が、生まれて欲しい。

◆◆◆

そしてラストのサチの苛立ち、画力と言うか表現力が凄い。すごい。
私は人間関係を変に深刻にして欲しくはない派なのだけど、
キバ子自身がサチノリマキと一緒にいても楽しくない面が強くなってきているので
(「自分はぼっちではない」という見栄のために付き合っている面が強まっている)
サチがキバ子に対して二木さんといたことを煽ったら、今のキバ子は簡単に三人から離れるかもしれない。
ぼっちであることの恥ずかしさよりも、見栄を張るための行動による疲労の方が大きいと、キバ子自身も感じ始めているように見える。

それとキバ子を主とした感想を書いたけど、サチノリマキがあまり極端な悪役になりすぎなければ良いなとも思う。
一緒に悪口を言っているときのキバ子が(人としてはアレだが)純粋な楽しさに満ち溢れていたことも、また事実だと思うので。
笑顔を見せつつ互いに雑に煽りをけん制しあえるくらいに落ち着いて欲しいというか。ギャグベースで微妙にピリピリしてるやつ。
キバ子にそんな場しかなかったらきついけど、肩の力を抜ける別の場が生まれたら、そんな関係があっても漫画として楽しい。

◆◆◆

色々と好き勝手なことを書いたけど、サチのあの顔の先に待つ物語が
どうなるかという予想やどうなって欲しいかという願望はあるにはあるがわりとどうでもよくて、
私の願望よりも、谷川ニコ先生が創るキバ子の青春を、ただただ見届けたい。

読者の願望よりもとにかく谷川ニコ先生の描きたい物を描いて欲しいというのは、
今回に限らずワタモテ全般に言える私の一番の願いだよ。
私の予想や願望なんかよりも何百倍も魅力的な物語がそこにあるんだから。

◆◆◆

同人誌に全ての想いを込めるために、ずっと、ずっと感想を封印していたけど(つらい)
無理やり封印するのも精神に不健全な気がするので、今後は書きたくなったら書けばいいかな。
以前の感想や同人誌のあとがきのような数万文字の感想は流石にダメだが、短文ならセーフということで。
ただ消耗するのは間違いないので、基本的には楽しく読んでも感想は封印で(どっちだ)。

こいつ全然ワタモテに触れなくなったしわけのわからんエロ同人描いてるしで飽きたんかなと思われてそうだけど
(というか思われるとかそれ以前に、もう誰も私のことは覚えておらず「何も思われていない」が正しいので
 ごく稀ににこのブログを見てくれている人がいることに驚くよ…気にかけてくれてありがとうね…)、
飽きてる人間は100ページの本を作って気が狂ったりはしないというか、ホント、ずっと我慢してるのよ。
実力が無いから、ありったけの感情を本だけに注いで実力以上の物をブーストしないと、心に沸いた描きたい物を描けないから。
ずっと読んでいて、ずっと楽しんでいる。人と共有することもなく孤独な中で煮詰まった想いが、肥大化し続けている。

まぁとりあえず今日こうして物凄く久しぶりに吐き出したから、また数か月は我慢できるかな?
私のエネルギー残量は限りなく少ないので、やはり、やるべきことが残っている間は極力消耗を避けるべきという結論でした。
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