エスパー魔美の記事 (1/1)
- 2020/09/20 : エスパー魔美を見て想う、前へと進むことの尊さ
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最近はGYAOでエスパー魔美を見ています。
一気に全話公開されている物よりも、週に数回更新されて一定期間見返せるというスタイルが、気ままにポツポツ見るのには合っているなぁと個人的には感じる。
そんなわけで、ちょっとした感想など。
エスパー魔美と言うと、おしっこテレポートだとか高畑さんが聖人だとかパパの批評家に対するスタンスだとかおしっこテレポートだとかが話題に挙がることが多い気がしますが、私は魔美の「悪意に対する折り合いの付け方」が大好きです。
エスパー魔美は、話の展開としてなかなか酷い目に遭うことが多い。
ジャイアンに殴られたとかスネ夫に自慢されたとかそういうレベルではなく、ガチの犯罪に巻き込まれることが結構ある。
加えて単に犯罪者に遭遇するケースだけでなく、明確に魔美自身が悪意を向けられることもそれなりにあるんですよね。
それらに対する魔美の心の向き合い方が、沁みるのです。
何が魅力かって、魔美は追い打ちをかけないんですよ。
問題が解決した暁には、そのままスッキリと前へと進んでいく。当たり前のことかもしれませんが、それがとても心地よい。
基本的に、私怨が無い。もっと悪人に罰を与えてもおかしくないような場面でも、それ以上の事をしようとはしない。
「私怨」や「罰」と言うと強い言葉に感じてしましますが、それらの言葉からイメージするような強い行動ではなくても
話の盛り上がり的にもっと派手に悪人をやっつけたり、スカッとする展開を描いてもおかしくないと思うのです。
しかし描くことはあまりない。
そういった行動を取らないタイプのキャラクター自体はそれなりにいる気がしますが、
上記のような展開を描かずに魅力的な作品へと昇華させるキャラ作り・話作りの丁寧さが魅力的だなぁと。
向けられた悪意に対しても、成敗というよりは根本的な問題の解決へと素直に向かうことの出来る魔美の姿勢が、とても素敵でね。
悪人を倒すのではなく救うというスタンスになることも多い。
そして原因となる問題が解決した暁には、最初に向けられた悪意に囚われることもなく、前へと進んでいく。
優しすぎるとかお人好しというのとも少し違う気がして、なんというか、本当に心が綺麗なんです。
お茶目でおっちょこちょいな彼女ですが、高潔な心の持ち主だと思う。
そんなキャラクターを漫画を通して子供たちに届けようと、F先生がとても丁寧に描かれたことが、セリフや振る舞いの一つ一つから伝わってくる。
物語において因果応報は重要なので、「悪人が簡単に許されすぎて違和感を抱いてしまう」ということは、漫画に限らずたまにあると思います。
ただ私は、エスパー魔美にはそういったことをあまり感じません。
そこに留まらず前へと進む魔美自身に、気持ちよく納得してしまうというか。
悪意で魔美を縛ることは出来ないんですよ。
赦すことや囚われ縛られないこと。前へと進むこと。
そんな魔美の高潔さを、大切に受け止めたいなと思うのでした。
まぁそんな小難しい感情を抜きに、娯楽作品としてとても魅力的だから見ているんですけどね。
エスパー魔美 | アニメ | 無料動画GYAO!
↑楽しいのでみんなも見よう、エスパー魔美。
一気に全話公開されている物よりも、週に数回更新されて一定期間見返せるというスタイルが、気ままにポツポツ見るのには合っているなぁと個人的には感じる。
そんなわけで、ちょっとした感想など。
エスパー魔美と言うと、おしっこテレポートだとか高畑さんが聖人だとかパパの批評家に対するスタンスだとかおしっこテレポートだとかが話題に挙がることが多い気がしますが、私は魔美の「悪意に対する折り合いの付け方」が大好きです。
エスパー魔美は、話の展開としてなかなか酷い目に遭うことが多い。
ジャイアンに殴られたとかスネ夫に自慢されたとかそういうレベルではなく、ガチの犯罪に巻き込まれることが結構ある。
加えて単に犯罪者に遭遇するケースだけでなく、明確に魔美自身が悪意を向けられることもそれなりにあるんですよね。
それらに対する魔美の心の向き合い方が、沁みるのです。
何が魅力かって、魔美は追い打ちをかけないんですよ。
問題が解決した暁には、そのままスッキリと前へと進んでいく。当たり前のことかもしれませんが、それがとても心地よい。
基本的に、私怨が無い。もっと悪人に罰を与えてもおかしくないような場面でも、それ以上の事をしようとはしない。
「私怨」や「罰」と言うと強い言葉に感じてしましますが、それらの言葉からイメージするような強い行動ではなくても
話の盛り上がり的にもっと派手に悪人をやっつけたり、スカッとする展開を描いてもおかしくないと思うのです。
しかし描くことはあまりない。
そういった行動を取らないタイプのキャラクター自体はそれなりにいる気がしますが、
上記のような展開を描かずに魅力的な作品へと昇華させるキャラ作り・話作りの丁寧さが魅力的だなぁと。
向けられた悪意に対しても、成敗というよりは根本的な問題の解決へと素直に向かうことの出来る魔美の姿勢が、とても素敵でね。
悪人を倒すのではなく救うというスタンスになることも多い。
そして原因となる問題が解決した暁には、最初に向けられた悪意に囚われることもなく、前へと進んでいく。
優しすぎるとかお人好しというのとも少し違う気がして、なんというか、本当に心が綺麗なんです。
お茶目でおっちょこちょいな彼女ですが、高潔な心の持ち主だと思う。
そんなキャラクターを漫画を通して子供たちに届けようと、F先生がとても丁寧に描かれたことが、セリフや振る舞いの一つ一つから伝わってくる。
物語において因果応報は重要なので、「悪人が簡単に許されすぎて違和感を抱いてしまう」ということは、漫画に限らずたまにあると思います。
ただ私は、エスパー魔美にはそういったことをあまり感じません。
そこに留まらず前へと進む魔美自身に、気持ちよく納得してしまうというか。
悪意で魔美を縛ることは出来ないんですよ。
赦すことや囚われ縛られないこと。前へと進むこと。
そんな魔美の高潔さを、大切に受け止めたいなと思うのでした。
まぁそんな小難しい感情を抜きに、娯楽作品としてとても魅力的だから見ているんですけどね。
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2020/09/20 (日) [エスパー魔美]
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