キングコング:髑髏島の巨神の記事 (1/1)
- 2020/06/28 : キングコングは友達さ
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『キングコング:髑髏島の巨神』が地上波で放送されていたので、それにまつわる思い出話です。
映画自体の感想は既に世の中に溢れていると思うので、そちらはさておき(置いちゃイカンが)当時劇場へ見に行った際の、何か良いなぁと思った光景。
私は映画はガラガラな劇場で贅沢(?)に見るのが好きなので、映画館へ足を運ぶ際は空いていそうなタイミングを狙いがちなのですが…色々とタイミングが合ったというか合わなかったというかで、キングコングは珍しく公開されてすぐの土曜だか日曜だかに見に行ったんですよね。
「うおお…流石に多いな人が…」なんて思いながら劇場をうろついていたのですが、上映前に何となく立ち寄ったグッズショップで「コングないの?コング!」という元気な子供の声が聞こえてきて、「今見終えたのか…楽しかったのか…よかったわ…おっちゃんも今から見るわ…」と、その時点でなんかもう嬉しくなっていたという。いいよね…楽しい物に触れてテンション上がってる子供…。
その後席へと向かったわけですが、案外子供が多い。いやホント予想外にファミリー向け。
地上波で子供が見るような時間に洋画は殆どやらなくなってしまったし、「キングコング」という積み重ねたバックボーン及びネームバリューに惹かれる世代でもないと思うのですが、それでもこんな客層になっていることが本当に嬉しくて、「やっぱ男の子はデカいゴリラ好きだよね…おっちゃんも好きだわ…」と心の中でニコニコしていました。
近くの席には子供だけで見に来たような小学生らしき男の子もいたりして、「子供の頃に親抜きで友達と映画を見に行くのって、とてもワクワクしてすんごい楽しいよね…おっちゃんにはもう友達一人もおらんわ…」と幸せな気持ちになりました。
で、上映開始。楽しい。そしてED。
隣の席の親子が、母親だけED中に席を立ったんですよね。一緒に来ていた男の子を置いて。
子供だけ置いて先に出るということは何か急ぎの用があったのかなと思ったりしたのですが(反対側の席にもっと小さな兄弟でも連れていたのかもしれない)、しかし…かーちゃんと一緒に席を立たず一人で最後まで劇場に残って洋画のクソ長スタッフロールを見届ける男の子は見所がある。
そして、ここからなんですよ。『キングコング:髑髏島の巨神』を見た方ならわかりますよね。この映画、ED後が…アレですから。
私も初見かつ事前情報も一切なくアレを見たので「…???…!!!!!…うおおおおおおおお!!!!!!!」と心の中で叫んでいたのですが、一人残って最後まで見届けた将来有望ボーイも、きっと同じテンションになっていたのだろうなと。
「ED後にオマケ映像」というのは映画ファンにとってはお馴染みの物ですが、もしかしたら少年にとってはこれが原体験になったかもしれない。直後にかーちゃんに興奮しながら伝えたりしたのかな。
「少年、残ってよかったね…おっちゃんも残ってよかったわ…」と、映画単体で得られる以上の喜びに満たされながら劇場を後にしたのでした。
いやぁ、映画って本当に良い物ですね。
……つーかこれ完全に小学生男子を観察することで幸福を享受する不審なオッサンの文章だ!!
いや、よそ見ばかりしていたわけでなく、ちゃんと映画見てますからね!
作品の話をEDまで一気にすっ飛ばしたことからも分かるように、上映中は常にスクリーンを凝視してますからね!(聞かれてもいない言い訳をするのが余計に怪しい)
映画自体の感想は既に世の中に溢れていると思うので、そちらはさておき(置いちゃイカンが)当時劇場へ見に行った際の、何か良いなぁと思った光景。
私は映画はガラガラな劇場で贅沢(?)に見るのが好きなので、映画館へ足を運ぶ際は空いていそうなタイミングを狙いがちなのですが…色々とタイミングが合ったというか合わなかったというかで、キングコングは珍しく公開されてすぐの土曜だか日曜だかに見に行ったんですよね。
「うおお…流石に多いな人が…」なんて思いながら劇場をうろついていたのですが、上映前に何となく立ち寄ったグッズショップで「コングないの?コング!」という元気な子供の声が聞こえてきて、「今見終えたのか…楽しかったのか…よかったわ…おっちゃんも今から見るわ…」と、その時点でなんかもう嬉しくなっていたという。いいよね…楽しい物に触れてテンション上がってる子供…。
その後席へと向かったわけですが、案外子供が多い。いやホント予想外にファミリー向け。
地上波で子供が見るような時間に洋画は殆どやらなくなってしまったし、「キングコング」という積み重ねたバックボーン及びネームバリューに惹かれる世代でもないと思うのですが、それでもこんな客層になっていることが本当に嬉しくて、「やっぱ男の子はデカいゴリラ好きだよね…おっちゃんも好きだわ…」と心の中でニコニコしていました。
近くの席には子供だけで見に来たような小学生らしき男の子もいたりして、「子供の頃に親抜きで友達と映画を見に行くのって、とてもワクワクしてすんごい楽しいよね…おっちゃんにはもう友達一人もおらんわ…」と幸せな気持ちになりました。
で、上映開始。楽しい。そしてED。
隣の席の親子が、母親だけED中に席を立ったんですよね。一緒に来ていた男の子を置いて。
子供だけ置いて先に出るということは何か急ぎの用があったのかなと思ったりしたのですが(反対側の席にもっと小さな兄弟でも連れていたのかもしれない)、しかし…かーちゃんと一緒に席を立たず一人で最後まで劇場に残って洋画のクソ長スタッフロールを見届ける男の子は見所がある。
そして、ここからなんですよ。『キングコング:髑髏島の巨神』を見た方ならわかりますよね。この映画、ED後が…アレですから。
私も初見かつ事前情報も一切なくアレを見たので「…???…!!!!!…うおおおおおおおお!!!!!!!」と心の中で叫んでいたのですが、一人残って最後まで見届けた将来有望ボーイも、きっと同じテンションになっていたのだろうなと。
「ED後にオマケ映像」というのは映画ファンにとってはお馴染みの物ですが、もしかしたら少年にとってはこれが原体験になったかもしれない。直後にかーちゃんに興奮しながら伝えたりしたのかな。
「少年、残ってよかったね…おっちゃんも残ってよかったわ…」と、映画単体で得られる以上の喜びに満たされながら劇場を後にしたのでした。
いやぁ、映画って本当に良い物ですね。
……つーかこれ完全に小学生男子を観察することで幸福を享受する不審なオッサンの文章だ!!
いや、よそ見ばかりしていたわけでなく、ちゃんと映画見てますからね!
作品の話をEDまで一気にすっ飛ばしたことからも分かるように、上映中は常にスクリーンを凝視してますからね!(聞かれてもいない言い訳をするのが余計に怪しい)
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2020/06/28 (日) [キングコング:髑髏島の巨神]
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